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偉大な監督の謙虚さ

24. October 2013

pep-guardiola

試合後のグアルディオラのプレスカンファレンスをネットで終わりまで見た。今回はドイツ語で、最後まで通した。「4-1、5-0と続いているが完璧か?」という記者の質問に、「良いサッカーをしたし、満足はしているよ。でも、完璧なんかじゃないよ、そのために僕らがいるんだよ。中ばっかりで繋ぎすぎて、外に展開するべきところで出来なかったり、直さないといけないところは、まだまだあるよ。」インタヴューで、選手も皆が同じようなことを言っていたから、普段から言い続けてるんだろうな。

 

あと、「このサッカーはグアルディオラ印を押せますか?」という質問に「いや、今までの、特にこの数年のバイエルンの実績に比べたら、僕がやっているのは、選手の頭の中をちょっと変えようとしたりしているだけで。ファンは昨シーズンのハインケス監督の3冠も見ているんだ。シーズンは始まったばかりで、リーガで引き分けたような試合をしていたら、優勝なんて出来ないよ」という答え。

 

この謙虚で、隙のない感じ、良いなあ。良い監督って、結果ももちろん意識しているけれど、「完璧は無い」というように、目先の勝敗に一喜一憂しない気がする。結果が出て、ホッとする面はあるだろうけど、常に「もっとチームは良くなる」という点に意識が向いている気がする。だから選手も付いて来る。