ドルトムント、不調の理由

  昨日のドルトムント観てると、レヴァンドフスキの抜けた穴が途方もなく大きい感じがする。   試合中、特に前半、ロングライン(サイドバック、センターバックの同サイド)の深い位置にボールを入れろ、「前へ!」と指示を叫び続けたクロップ監督。サイドバックとセンターバックがルックアップした時にそのポジションにいないインモビレ、出しどころがなく、タイミングを逸して横パス、攻撃が停滞してクロップ激怒という悪循環。   後半は、2トップということもあって同サイドにボールを入れて、人を集めてプレッシングから速攻という狙い通りの形もできたことシーンが2回ぐらいあって、結局、陣地を奪回する長い縦パスを良いリズムで入れられないとドルトムントは厳しいんだな、と。   リスクを承知で前に出た後半のドルトムントもあって、後半はドイツの観客が大好きな感じのクロップ監督の言うところの「ヘビーメタルのようなアップテンポのサッカー」だったかなあ、と。

彼の初期作品

ユルゲン・クロップが監督になったとき(11フロインデの記事より翻訳)

  タッチライン際の一人の選手にやらせてみても、これ以上悪くはならないだろう。2001年にマインツのマネージャーであるクリスティアン・ハイデルはそう考え、ディフェンダーだったユルゲン・クロップを監督として据えた。良い選択だった。   Text: Andreas Bock   Bild: imago   マインツのマネージャーであるクリスティアン・ハイデルは、普段だったら、 カーニバルを楽しむところだったのである。ところが、今回、2001年の2月27日は、とてもじゃないが、そんな気分にはなれなかった。FSVマインツ 05はグロイター・フュルトに1-3で負けて、降格圏にくすぶっていたからだ。 ハイ デルが良い気分でいられなかった理由はそれだけではない。このシーズンは始まってからずっと頭痛に苛ませれっぱなしだった。彼が思っていたように動いたこ とは、なにひとつなかった。シーズンが始まる夏には、監督であるレネ・ファンデライッケンと素晴らしい契約を結んだと思っていた。このベルギー人は、かつ て代表選手であったし、RSCアンデルレヒト、FCジェノアの選手として活躍していた。彼はスタンダール・リエージュの監督でもあったことがある。 2000-2001年シーズンは、マインツと、ブンデスリーガ2部の、灰色のネズミ(のように全く目立たないクラブ)と契約することを彼は決めた。ところ が、12試合で3勝という結果は、”ブルッフヴェーク(マインツの練習場がある通りの名前)の紳士”にとって、関係を再び白紙に戻すには十分なものとなっ た。彼の後を引き継いだエッカート・クラウツンはチームの雰囲気を変え、トレーニングを上手く回したが、チームが望んでいた成功に導くことはできなかっ た。 冒頭に述べたフュルトとの対戦での敗北は、7試合連続で勝ち星がないことを意味していた - 相変わらず降格圏にとどまっている。ブンデスリーガ2部が終了するまで11試合が残っている。   このクラブからひとりを   さて、人々がマインツの市街でカーニバルを祝ってどんちゃん騒ぎをやらかしている間、ハイデルは自宅のソファに横になって考え事をしていた。「いくつか、はっきりさせないといけなかったんだ」と彼は後になってキッカーに答えた。「何かを変えないといけなかったんだよ。」 最 終的に、彼は決定に至った。それは、チームを降格の危機から救い、ドイツのサッカー史上で、最も成功することになる監督のキャリアの出発点となるものだっ た。「自分のクラブから一人を選ぼうと思ったんだ。そのひとりと組んでも、大失敗に終わった今シーズンの移籍市場よりも悪くなることはないだろうな、と 思ったんだよ」とハイデルは言った。ソファの上での数時間の間、彼はユルゲン・クロップのことを考えていた。 あ のユルゲン・クロップ、アビトゥア(大学入学資格)取得、スポーツ科学を大学で先行し、卒業論文は「ウォーキング-全ての人のためのスポーツ種目の諸要素 と評価の研究」というものだった。そのクロップは高貴で、地に足をつけたサッカー従事者だった。彼はどっちにしろ、いずれは監督をやりたいと思っていた。 クロップが現役として最後の試合を終えた後、すぐさま監督として就任することを、約束していたのには違いないが、それまでには、更に1年待たなければなら なかった。   クロップ、誠実なマインツの労働者   2001 年のカーニバルの時期、クロップはまだ、もう1年選手としてやる気でいた。その時点で、かれは325試合に出場していた。これは、これまでのマインツの選 手にはありえなかった数字だ。彼は、ファンに愛されていて、順位に不必要な見栄を持たず、昔はフォワードとしてプレーし、191センチの長身でセンター バックとして、相手のクロスをペナルティエリアからヘディングで弾き返し、ドリブルが得意な選手にはスライディングをかました。クロップは、テクニックに 目立って優れていたわけではないが、監督がピッチ上に送れば、常に全力を尽くす男だ。 (続き)

Das Schema des Gegenpressing’

Den Ball zu einer Seitenlinie, die genügenden Pässe für die gute Vernetzung jedes Spielers

  Um den Raum fürs Pressing zu verengen, bringt die Mannschaft den Ball zu einer Seitenlinie. Damit jeder Spieler die passenden Abstände fürs Pressing nehmen und gut untereinander vernetzen kann, lässt die Mannschaft gemeinsam den Ball laufen. Diese vier blauen Linien gegenüber dem Ball zu ziehen, ist der wichtigste und entscheidende Faktor fürs Gegenpressing. Diese […]

プレッシング(ボールをサイドに運び、パスを繋いで網を張る)

ポゼッショントレーニングとプレーモデル(例:プレスをかける位置)

  プレッシングを決めるためにサイドにボールを運び、プレスの網を正しく張るためにパスを繋ぐ。ボールの位置に対して、この4ライン(青)が正しく引かれているか。パスコースを切りながらスペースを狭めていく。   ブンデスのチームが試合前のポゼッショントレーニング(4対4+2フリーマン、3対3対3+1フリーマンあるいは3対3+各4辺に一人ずつフリーマン)で やるスペースがおおよそ赤のライン。なので、だいたい、全ピッチ上でこのスペースが4つ(各陣地に2つずつ)あって、だいたいその中でサッカーをすること になる。     なので、普段、ロンドやポゼッションをやるにしても、「どのスペースを使って、どこから崩すか、どこからプレスをかけたいか」に合わせて、コートの広さやコートを作る位置を設定するだけで、トレーニング効果はだいぶ変わってくるはず。   もちろん、相手や自分たちの並びに寄って誤差はでるけれども。 大まかな目安にはなるかな、と。   ブンデスと書きましたが、ペップのバルサが基本的にはこのスキームを作ったのかなあ、という気がします。  

Die Notwendigkeit und der Effekt der Regeln der Mannschaftstaktik

  Ich vermute so seit letzter Zeit: Ob die Mannschaft gewinnt oder nicht, entscheidet es, ob die Mannschaft die taktischen Regeln bis zum Detail fundamental verinnerlicht hat oder nicht. Man könnte auch natürlich noch dazu zählen, ob der Trainer ein guter Psycholog und sehr guter Motivator ist.   Ich glaube, die sehr einfache aber sehr […]

チーム戦術における約束事の必要性と効果

  最近、勝てるというか、勝ち点をそれなりに拾えているチームと負けてしまうチームの違いは、ディティールを徹底しているかどうか、というような気がしている。もちろん、メンタルとかモチベーションとかを上げたりするのがうまかったりもするんだろうけれど。   もの凄い簡単で細かい約束事が大きく効いてくるような気がしている。こうなったとき、お前は絶対にこうしろ、というシンプルな約束事(動きのルール)が、逆に選手の正しい判断を導くことになるんじゃないかな。   なんていうんだろう、自分が選手でやるときに、「自由にやれ」と言われるより、自分の役割が分かってて、「やりたいこと」ではなくて「やるべきこと」がハッキリしている時のほうが、最終的にプレーの選択がし易いし、頭がクリアな状態でやれる印象がある。   結局、「状況見ながら、判断しろ」というのでは、一歩の出足で勝負が決まるアクションが起きている局面で、どうしても遅くなってしまう。状況を見ながら判断するのは、いかにその局面を作るか、というところまで(ゲームメイク)で、アクションの局面に入ったらむしろ正しい「反応」が必要になる。   いかに、その「正しい反応」を試合に引き出せるようにするのかが、トレーニングの醍醐味なんじゃないかなあ、と最近は感じている。で、その何を以って「チームにとって正しい」という基準を作って、選手間で共有させるのが監督の仕事なんじゃないかなあ、という気がしている。   「戦術を浸透させる」と言うと難しそうに聞こえるけれど、単純にチーム内のピッチ上での細かい約束事を「反応」にまで導く、と考えれば、そんなに難しく考えることもないのではないか、と。まあ、それ自体が難しいし、勝ち点という結果に繋げるのはもっと難しいんだけれども。